ばんびパパの子育て文書

ばんびパパの子育て文書

これは仕事人間であった私と自閉症スペクトラムの長男と家族の記録です

【徹底考察】パパはそんなにも育児参加していないのか

f:id:BambiPapa:20210124005239j:plainこんにちは。ばんびです。

 

ASD3歳長男と0歳児をいっぺんに育てるのきつすぎます。長男は動ける1歳児(頭は)で次男は夜全く寝ません。夫婦ともども試されています泣

 

本日LITALICOジュニアのペアトレ2回目に参加してきたのですが、ママさん参加者からは「うちの旦那は本当に何もやらない」という感じで若干怒っていらしたので、世の中のパパってそんなに育児に無関心なのだろうかと少し考察してみました。単純にパパの生態系を明らかにしても意味ないので、パパの育児タイプを理解した上でママはパパにどのように働きがけするとよいかも、後段にて自称育児フルコミットパパ目線で書いてみました。

 

育児パパは大きく4類型である

そもそもパパも色んなタイプがいるだろうと思うので、ざっくり4類型で表してみました。以下の添付マトリクスが分類です。縦軸が「育児やる気」で、横軸が「育児実践」ですね。

 

Aタイプ:育児フルコミットパパ(育児やる気あって、実践できてる)

Bタイプ:育児部分的関与パパ(育児やる気あるが、限定的には実践できている)

Cタイプ:育児受け身パパ(育児やる気ないが、実践できている)

Dタイプ:育児要改善指摘事項パパ(育児やる気もないし、実践もしない)

 

という感じです。私なりに適当に分類してみました。それぞれご家庭によってタイプの違うパパがいると思うので、そのパパの育児タイプに応じて行動変容を促す必要があると考えています。

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パパ育児タイプの4類型(ばんびパパ作成)

パパの育児タイプ別にママは行動変容はどのように行うのか

AタイプとBタイプはパパが育児に積極的ですので小さな改善でいいかな思います。どちらかというとCタイプとDタイプに関しては、ママからパパの行動変容を促す対象になりそうですよね。ベースとして育児にやる気ないので(笑)。感覚的にはA(5%),B(15%),C(70%),D(10%)くらいではないかなと感じています。アンケートとってみたいです...。

Aタイプ:育児フルコミットパパ

育児フルコミットパパに関しては、育児に対してママが口出す必要はあまりないかもしれません。むしろ良き育児のディスカッションパートナーとして日常からお話できるとよいのではないでしょうか。
一方、パパがやる気マックス過ぎて、ママに対し「今日は息子君に対して〇〇と〇〇しっかりやってね」みたいな感じで管理が細かくなってしまう方もいるようです。ママだって毎日フルコミットできるほどタフではないと思うし、行き過ぎるとモラハラになってしまうと思います。パパとママで持続可能な育児目標を立てて、お互い改善していけるように努めるとよいでしょうね。というか育児にフルコミットしすぎて仕事はどうなの?みたいな話も伺ったことあるのでバランスよくしましょう。子供の将来はお金がかかるので仕事も頑張る時は頑張るのです(笑)

 

Bタイプ:育児部分的関与パパ

育児のやる気はあるものの、何かしらの制約があり部分的にしか関与できないパパがBタイプですね。仕事が忙しく時間的に制約がある。健康面で問題あり制約がある等。
制約の種類は色々あると思うので、制約を考慮した上で、出来ること、出来る時間で育児に参加してもらうように夫婦間でルール決めするとよいですね。
また、もし家事育児で外注できるものがあればお金で解決することも1つの手段だと思います。もし夫婦共働きで、家事育児に手が回ってない場合は検討余地ありかと思います。

 

Cタイプ:育児受け身パパ

ママに言われてしぶしぶ育児をやるタイプですね。LITALICOジュニアでお話し伺った時もこのタイプのパパが一番多かったように思います。土日1-2時間は子供とギリギリ遊ぶかなあという感じですよね。基本的にママが子供に関することを言う際に「それでいんじゃない?」と全然考えてないやろタイプのパパたちです。しかしながら、ママがきつく言ったら実践はするので、どうにかやる気を導き出すほかないでしょうね。
パパができたことを小さくてもいいから褒めたり、認めたりする。第三者にパパの良かった行動を伝え、それとなくパパにも伝わるようにする。子供が「パパと一緒で楽しかった」という感想をママから伝える等。パパとしてアイデンティティを感じ取れる機会を増やす必要があるのではないかと感じます。

 

Dタイプ:育児要改善指摘事項パパ

このメタボの診断結果のようなタイプが一番厄介ですね。このDタイプにも2パターンあると思っていて、仕事一筋で家事育児はママに完全に任せる昭和スタイルですね。ママが専業主婦である意味、完全分業制でやるというのも一つの解だと思うのでいいと思いますが、時代は令和ですし、先進国のパパはもう少し家事育児してますよ。データによると日本のパパて家事育児に41分程度しか関与しないみたいなのでこれは改善する必要ありですね。

また仕事も育児もからっきしパターンの方もあると思いますが、この方はとにかく育児で成功体験を掴んで自信を持っといいのではないかと思います。パパ自身の仕事のことでも良いし趣味でもいいと思います。詳しい事を子供と話をしてコミュニケーション取るところからでしょうか。

このタイプはママが怒って「育児やってよ」と言っても重い腰が動かないタイプですのでCタイプと同様にスモールステップでパパが子供に対してできたことを褒めたり認めたりする必要があるかなと思っています。

 

まとめ

行動変容を促すといっても人の意識はすぐには変わらないので継続してママが言い続ける。パパの良い行動も子供の行動同様に褒め続けるというのが大切ですね。ママの苦労は計りきれませんが、将来的にパパが育児に関与してママがラクになることを考えるとパパの行動変容を少しずつ変えていく努力が必要かなと感じています(言われなくてもやれよっていうのが本音でしょうけど)。

また、行動変容もCやDタイプから一足飛びAタイプになることはないでしょうし、キャリアステージ等も踏まえながら、まずはBタイプを目指すことが現実的かなと思っています。共働き夫婦も多いと思いますし、家事育児のサービスも増えてますから、育児時間が限定的であったとしても、毎日夫婦で限られた時間の中で子供とコミュニケーションできるようにするのが令和で子育てする理想の姿かと感じました。

 

育児パパに関してはどうあるべきかは定期的に考察を深めたいと思います。私自身も息子たちに誇れるパパになりたいですね。

あ。今日はいい夫婦の日だ(たまたまです)。

 

2020.11.22

ばんび