ばんびパパの子育て文書

ばんびパパの子育て文書

これは仕事人間であった私と自閉症スペクトラムの長男と家族の記録です

【徹底考察】我が子のことを言語化できるか

f:id:BambiPapa:20210124005733j:plainこんにちは。ばんびです。

 

Go toの施策が見直しされていますよね。皆さんもコロナにはお気をつけて。

さて、前回LITALICOジュニアのペアトレに参加しましたが、気づいたことがありました。それは「意外に我が子を言語化できない」ということです。いつも一緒にいる親でも実は意外に子供のことを見きれてはいないのかもしれません。

 

なぜ我が子のことを書けないのか

割と単純な話なのですが、そもそも日本人は書くってことを体系的に学んでないように思います。作文とかは作成しますが、論文を本気で書いたりするのって一般の人はやらないですよね。少なくとも書くトレーニングをしっかり受けたのって私は社会人になってからですね。社会人と言ってもPCで書き物する人ばかりではないので、全般的には文章をそもそも書けない人が多いというのが私の印象です。

 

そもそも論は一旦置いておくとして、我が子のことを書けない場合には大きく2つあるように感じました。1つ目は観察やコミュニケーションの不足、2つ目は言語化の難しさです。

 

観察やコミュニケーションが不足している場合ですが、これはお子様のことを書く材料が少ないので書けないことになります。これは書く以前の問題ですので、お子様と時間を共にしたり、課題やできるようになったことを日々書き留めておきましょう。単純に書き留めておかないことで忘れてしまうことも大いにあると思います。

 

続いて言語化ですが、こちらが難しいと思います。お子様の行動や結果から「そこから何が言えるか」を導き出す必要があるため頭を使います。例えば、我が家の長男は「電車やプラレールが好き」という事実があるわけですが、その事実から「実はスピード感のあるものが好きなのではないか?」物体が規則性を持って動くのが好きなのではないか?」と本質的に我が子の特性に迫ることができるからです。

 

言語化するメリットは何か

メリットは備忘録的な機能と本質に迫ることの2点だと考えています。

 

備忘録的な機能に関しては言うまでもないですね。お子様の課題や行動、出来たことを事実ベースで書いていく。ブログでもTwitterでも結構だと思いますが、記録しておけば後で振り返ることができますので便利です。

 

一方、本質に迫ることについては、すでに前項で触れていますが、事実から何を言えるのかを言語化するため、お子様の特性を見つけるのに一役買うと思います。例えば「お子様がトイレトレーニングを今日もしなかった」は単なる事実ですが、なぜしなかったのかを考えてみるとトイトレのトレーニング方法の工夫ができたりしますね。単純にトイレが寒かったらいやだったのか。それなら暖房をつけるという対処法がありますし、好きなアニメの時間と被っていったのならトイトレの時間帯を変更するとよいですね。目で見た事実だけを書くだけではなく、本質的な部分を書いてみることが結構難しいのです。こうしたことって頭でぱっと思いつくこともあると思うのですけど、書いてみた方がいいです。しっかり言語化して紙に書きましょう(勿論PCでもOK)

 

言語化は正直難しいです。私は経営コンサルタントをしていますので、資料作ることが多いですから、最近は割と得意になってきましたが時間をかける必要があります。逆に言うと何度もブログやTwitterで書いてみるといいと思います。書いていくうちに慣れていくので。

 

Bambi Tips

私の場合、発達障害の長男を言語化して表すときにはフレームワークを活用します。「生活ルーチン(衣食住)+遊び」の観点をよく使うのですが、以下の添付イメージのような感じで書きだしています。まずはその日一日のルーチンをベースに書き出してみると書きやすいです。勿論これだけではお子様を言語化するには程遠いのですがまずは書きだすことからやってみてはどうでしょうか。

 

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お子様の言語化シート(ばんびパパ作成)

まとめ

お子様のことを言語化するって難しいですけど、言語化した方が、お子様の特性を知ってよりコミュニケーションが深まると感じます。毎日少しずつでよいと思いますのでお子様のことを言語化し書き綴ってみましょう

 

2020.11.24

ばんび

 

ご参考

文章を書く際に私が参考にしている本を添付しておきますのでご参考ください。 

言語化力 言葉にできれば人生は変わる

言語化力 言葉にできれば人生は変わる