ばんびパパの子育て文書

ばんびパパの子育て文書

これは仕事人間であった私と自閉症スペクトラムの長男と家族の記録です

【体験報告】LITALICOジュニア ペアトレ第1回ほめ上手になろう(前編)

f:id:BambiPapa:20210124013436j:plainこんにちは。ばんびです。

 

これまでLITALICOジュニアのペアレントレーニングに4回ほど参加していますので備忘録として何を学んだかと我が家ではどのように実践しているのかを少し書き残しておこうと思います。

 

何を学んだか

第1回のテーマは「ほめ上手になろう」でした。意外に褒めるって日常で意識してやってないですよね。発達っ子は特に自己肯定感を伸ばしていく必要があると思いますので「褒める」ことに関しては、まず親がしっかり"意図的"にやっていく必要があると感じました。

 

大きく学んだポイントは2点で、

  1. ほめるメリットについて知る
  2. 隠れたほめポイントをみつける

です。

 

まず「ほめるメリット」に関しては言わずもがなですが、やはり嬉しいという感情を引き起こしてくれるのだと感じます。嬉しいと思うと次の行動につながるので、子供は率先して行動を起こすようになるのです。

まさに山本五十六の名言「言ってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。にあると思います。これは子育てに限らず、人の成長に関与する人は全員やるべきと感じました

ferret-plus.com

続いて、「隠れたほめポイントをみつける」ですが、これは結構見落としがちな部分かと思います。例えば漢字テストで準備不足で50点だったとしましょう。
結果だけで判断すると「50点か、準備不足だったね」と言われると子供からすると分かっとるわという反応になるし、何よりモチベーションがあがりません。一方、「50点だったけど、難しい漢字は書けていたね!ほかの漢字も復習しようね」のように部分的にできていたことを褒めることでほめるポイントはみつけることができます。

 

基本的にネガティブなコミュニケーションは親子双方にとってあまり意味がないのでポジティブなコミュニケーションを心掛けるようにしましょう。ポジティブな関りは、親子関係をよくするだけでなく、子供が自身を持って次の行動を起こしやすくる効果を持っていると考えています。

 

ほめるポイントの見つけ方の技として以下3つを学びました。

  1. ほめるハードルを下げる
  2. 努力していることをほめる
  3. 困った行動をしていないことをほめる

 

それぞれ我が家の長男の事例を用いて説明していきます。

 

1. ほめるハードルを下げる

前述した漢字テストの例がまさにそうなのですが、結果だけにとらわれないことが重要ですね。我が家の長男の場合でいうと、TVでYoutubeを見る場合が多いのですが、切り替えが苦手でした。初めのうちはタイマーで管理して30分で終わりだよと言っても泣きわめいていたのですが「我慢出来て偉いね」と褒め続けると、最近では自らタイマーが鳴るとTVを消すようになりました。これは少し感動でしたね。

 

2. 努力していることをほめる

ストライダーに乗ることにハマっているのですが、最初は座席に座れずただ漕ぐばかりでした。しかしながら、前進することはできていましたので前に進めようとしているねという形で褒めまくりました。結果今では座席に乗りながら漕げるようになっていますね。1年ほどかかりましたが笑。

 

3. 困った行動をしていないことをほめる

電車に乗っている時には基本おとなしく座っていることができているので大人しく座ることができて偉いねと声かけを毎回しています。長男3歳ですが、私の言葉を完全に理解できているわけでなさそうではあるものの、とにかく声掛け、ハグ、あたまなでるをフル活用してほめています。

 

まとめ

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という感じでした。いずれの内容も聞いてみたら「なるほどなあ」と思いますが、実践するのは難しかったりします。子どもの行動には必ず何かしら理由がありますので、夫婦でほめるポイントを探して、ほめ方を工夫してみましょう。

 

2020.12.21

ばんび