ばんびパパの子育て文書

ばんびパパの子育て文書

これは仕事人間であった私と自閉症スペクトラムの長男と家族の記録です

【体験報告】LITALICOジュニア ペアトレ第2回ほめ上手になろう(後編)

f:id:BambiPapa:20210124013803j:plainこんにちは。ばんびです。

 

お疲れ様です。みなさんお元気ですか。最近寒くなってきましたし、僕の地元は雪国なのですが大雪だそうなので隊長にはお気つけくださいね。

 

では今回は前回に引き続きペアトレの第2回の様子を書いていきたいと思います。

 

何を学んだか

第2回の目的は大きく以下の2点です。前回は主に「ほめるポイントはどこか」に焦点が置かれていましたが、今回はじゃあ実際にどのタイミングでどのようにほめるかについて学んできました。

  • 効果的なほめ方をみつける
  • お子さんに合ったほめ方を整理する

bambipaparh.hatenablog.com

前回のブログも併せて読んでいただくと「ほめる」の解像度がぐっと上がると思います。ご参考まで。

 

効果的なほめ方をみつける

お子さんの行動を増やしたり、定着させるために効果的なほめ方が3つあると学びました。それが以下です。

  1. よい行動をしたすぐ後にほめる
  2. わかりやすい言葉や表現を使う
  3. 子どもにあったほめ方をする

我が家の長男の事例を踏まえつつ3点について解説します。

 

1. よい行動をしたすぐ後にほめる

一点目は非常にわかりやすいと思いますが、良い行動をした時は、速攻褒めるのが鉄則です。発達っ子においては、時間を空けてしまうと何に褒められているのかわからなくなってしまうからです。これは定型発達の子にも有効だと思います。我が家の長男の場合は、とにかくほめるポイントを探しまくって(時になければほめるポイントを作って)毎日ほめているわけですが、彼の反応をみるに褒められていることをわかっていないケースがあります。発達障害の子においては、他人の表情を読めない子も多いらしく、こちらが笑顔で褒めても伝わってないときがあるようです。そのため、我が家ではとにかく褒める回数を増やし、「今時分は褒められているんだ」という状況を意図的に増やしました。なので「すぐほめる」は夫婦で習慣化してきたと感じます。いい傾向ですね。実家の犬にも同じことしていたような...

 

2. わかりやすい言葉や表現を使う

ほめていても子どもに伝わっていなけれなまったく意味がありません。そのため、難しい語彙は使わずに、具体的な内容に対してほめる言葉をかける必要があります。例えば、我が家の長男に「さっきのあれとてもよかったね」と言っても意味不明なわけです。さっき?あれ?って何だろうとなるので、「さっき遊んでいた時間に、すぐお片付けをできて良かったね」といったように具体的に、場所や時間、具体的な行動を頭にイメージさせつつ、その行動が非常によかったと伝達する必要があります。そのため曖昧なあれこれといった表現は避け、もし可能ならば具体的な名詞を示してほめてあげるとコミュニケーションは円滑に進むと感じました。褒めるときは「誰が、いつ、どこで、なにを、どのように」といったことと、固有名詞や数字を具体的に示してあげるとよいと思います

 

3. 子どもにあったほめ方をする

発達障害のお子さんの症状は様々であることから、どのようにほめるかは手探りで進めるしかなさそうです。ペアトレに参加している方の中には、ほめると嫌がるお子さんがいるとかで大変だなと感じました。ほめ方にも「言葉でほめる」「身体を使ってほめる(ハイタッチ等)」「活動や悪戯を使ってほめる(一緒に遊びながら)」「ごほうびを使う(善い行いをするごとにシールを集める等)」等パターンがあり、お子さんに合うほめ方はどれかを模索する必要があります。我が家の長男はまだ言葉が分かってないことから、言葉かけの意味も込めて、言葉をシャワーのように浴びせて褒めるとともにハイタッチを練習中です。ハイタッチできないので笑。また褒める際はなるべく目線を彼の目線に合わせて、ほっぺにタッチしながら褒めるなど目線が合うような工夫もしています。

 

まとめ

f:id:BambiPapa:20201222030924j:plain

ほめるは結構難しいです。継続的にやらないと習慣化しませんからね。夫婦でお子さんを褒めまくりましょう。

 

2020.12.21

ばんび