【体験報告】LITALICOジュニア ペアトレ第1回ほめ上手になろう(前編)
こんにちは。ばんびです。
これまでLITALICOジュニアのペアレントトレーニングに4回ほど参加していますので備忘録として何を学んだかと我が家ではどのように実践しているのかを少し書き残しておこうと思います。
何を学んだか
第1回のテーマは「ほめ上手になろう」でした。意外に褒めるって日常で意識してやってないですよね。発達っ子は特に自己肯定感を伸ばしていく必要があると思いますので「褒める」ことに関しては、まず親がしっかり"意図的"にやっていく必要があると感じました。
大きく学んだポイントは2点で、
- ほめるメリットについて知る
- 隠れたほめポイントをみつける
です。
まず「ほめるメリット」に関しては言わずもがなですが、やはり嬉しいという感情を引き起こしてくれるのだと感じます。嬉しいと思うと次の行動につながるので、子供は率先して行動を起こすようになるのです。
まさに山本五十六の名言「言ってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」にあると思います。これは子育てに限らず、人の成長に関与する人は全員やるべきと感じました
続いて、「隠れたほめポイントをみつける」ですが、これは結構見落としがちな部分かと思います。例えば漢字テストで準備不足で50点だったとしましょう。
結果だけで判断すると「50点か、準備不足だったね」と言われると子供からすると分かっとるわという反応になるし、何よりモチベーションがあがりません。一方、「50点だったけど、難しい漢字は書けていたね!ほかの漢字も復習しようね」のように部分的にできていたことを褒めることでほめるポイントはみつけることができます。
基本的にネガティブなコミュニケーションは親子双方にとってあまり意味がないのでポジティブなコミュニケーションを心掛けるようにしましょう。ポジティブな関りは、親子関係をよくするだけでなく、子供が自身を持って次の行動を起こしやすくる効果を持っていると考えています。
ほめるポイントの見つけ方の技として以下3つを学びました。
- ほめるハードルを下げる
- 努力していることをほめる
- 困った行動をしていないことをほめる
それぞれ我が家の長男の事例を用いて説明していきます。
1. ほめるハードルを下げる
前述した漢字テストの例がまさにそうなのですが、結果だけにとらわれないことが重要ですね。我が家の長男の場合でいうと、TVでYoutubeを見る場合が多いのですが、切り替えが苦手でした。初めのうちはタイマーで管理して30分で終わりだよと言っても泣きわめいていたのですが「我慢出来て偉いね」と褒め続けると、最近では自らタイマーが鳴るとTVを消すようになりました。これは少し感動でしたね。
2. 努力していることをほめる
ストライダーに乗ることにハマっているのですが、最初は座席に座れずただ漕ぐばかりでした。しかしながら、前進することはできていましたので前に進めようとしているねという形で褒めまくりました。結果今では座席に乗りながら漕げるようになっていますね。1年ほどかかりましたが笑。
3. 困った行動をしていないことをほめる
電車に乗っている時には基本おとなしく座っていることができているので大人しく座ることができて偉いねと声かけを毎回しています。長男3歳ですが、私の言葉を完全に理解できているわけでなさそうではあるものの、とにかく声掛け、ハグ、あたまなでるをフル活用してほめています。
まとめ
という感じでした。いずれの内容も聞いてみたら「なるほどなあ」と思いますが、実践するのは難しかったりします。子どもの行動には必ず何かしら理由がありますので、夫婦でほめるポイントを探して、ほめ方を工夫してみましょう。
2020.12.21
ばんび
【徹底考察】長男の外出をいかにスムーズにやるか
こんにちは。ばんびです。
急に寒くなりましたね。死ぬほど体調崩していたのでブログの更新が遅れていました。気合入れて今後は更新していこうと思います。
今回のテーマは外出何のですが、長男は超電車好きのため、外出する時は車にあまり乗りたがりません。毎回外出の旅に死ぬほど困っているので、いかに外出をスムーズに行えるか考えてみました。まず、「そもそも外出とは何か」ですが、なんらかの目的達成のために交通手段を用いて移動し、帰宅することだと定義しました。必ず目的地があり、そこから自宅に帰ってくるというのがミソですね。
我が家のASD長男を外出させるには非常に課題が多いんです。外出にはなんらかの目的があるのですが、長男にとってはパターンが多すぎるのですよね。長男は遊びだと思って玄関を飛び出してみたものの、実はスーパーへの買い物でした。みたいなケースはよくあります。一応お買い物行くよとは事前に話していますがあまり伝わっていませんね。おそらく定型発達の子であれば一声掛ければ済む問題が我が家ではそうではないので本当に大変です。自家用車のジュニアシートに座らせるのも夫婦2人がかりの時がありますしね。特に長男は電車が好き。基本電車に乗って移動したい気持ちが高揚しているので車に乗せられた時には凄く怒りますね。まあ、まだマシなのはその怒りはすぐ治ることですかね。
といったように、外出の目的意識の違いや交通手段手段の違いが、悲しいかな親子のすれ違いを生んでいるので、外出前に事前にお互いの共通認識を持つ必要があると感じています。LITALICOのペアトレでも学んだのですが、所謂「整え上手」というやつで、長男本人が行動を起こす前に事前に環境を整えてあげましょうということにチャレンジしようと考えました。
外出を要素分解してみた
まず我が家の外出パターンがどの程度あるか考えてみました。我が家では外出の目的が、大きく4つあると考えています。以下に分類してみました。
まとめてみて感じましたが、目的地×交通手段によって、長男の反応はだいぶ変わりますね。例えば、彼は電車が死ぬほど好きなのですが、目的地がプールの場合は車にすんなり乗車します。言葉が分からない長男にとってメリットが分かりにくいスーパーやお散歩を出発前に理解させることは非常に難しく。公園でさえ車で移動し公園近くになってやっとテンションが上がってくるような感じなんですね。
という感じで我が家の外出でよく行くところはこの程度かな。このくらい分解してあげて「事前に写真カードを示してココに今日は行くよ」と視覚的に伝達する事を継続しようと考えています。プールなんかはわかりやすくて水着を見せるとプールだとすぐ認識するのでウキウキして長男は車に乗り込みますね。それを写真カードでもやり、プール意外の行き先でもスムーズに外出できるようにするのが狙いなわけですね。まだ絵の認識はあやふやかなだと思うのでとりあえず写真で作ろうと思ってます。
我が家の場合、長男の交通手段の優先度は電車、自転車、車、徒歩という感じ。徒歩は電車とセットになる事が多いので駅に向かってる時の足取りは軽いですが、そうでない場合はかなり大変です。近くの公園に徒歩で行かせようとしても駅に向かうと言って聞きませんね。というわけでこのくらあえの要素分解は細かすぎるという反面がありつつも、どのくらい分解すると彼の認識レベルに近づけるかという実験もあるので少し細かめに目的地も交通手段も分解して見ました。これで様子見ながら、そんな分解する必要ないなー的なものとやっぱり具体的な目的地まで言わないと怒るよねー的なものが出てくると思うのでもうしばらく様子を見てみようと思います。
よし写真カード作るぞ。めんどいけどな!
まとめ
外出は目的地と交通手段で要素分解してみる。最初はなるべく細かめに分解して子供がわかりやすいくらい具体化して写真カードを作ってみる。何か行動を起こす前の環境づくりをしてあげてスムーズに行動に移せるようにしたいと考えています。
2020.12.18
ばんび
【徹底考察】発達っ子を育てるために夫婦の熱量をどうしていくか
こんにちは。ばんびです。
ASD長男3歳を引き連れて病院行ったのですが、インフルエンザの予防接種が死ぬほど大変でした。お医者さん、看護師さん、私の3人がかりで押さえ込んでやっと注射出来ましたね笑
Twitterをやっていると、私のフォロワーさんは育児ママが圧倒的に多く、呟きを見る限りパパの育児関与は低いように感じました。家事も勿論やってくれるパパは日本だとまだまだ少ないんでしょうね。
通常の家庭でもママが圧倒的にワンオペ育児やっている事が多いと思いますが、加えて発達っ子の場合はめちゃめちゃ手がかかるので、ワンオペ育児してるとママさんは死にます。ワーママの場合は尚更ですよね。私は仕事人間でしたが、育児やんないとダメだなと思い隙間を見つけて育児を開始し始めたので、夫婦の育児に対する熱量をどうすべきかについて簡単に書いてみます(大した内容ではありませんがw)。
発達っ子の育児に対する夫婦の熱量の違いはなぜ起こるのか
これは私自身の経験もあるのですが、まず持って私は子供の発達段階に関する知識が殆ど無かったですね。何歳くらいでこんな事が出来るという事を理解しておらず、とりあえず早くサッカーボール蹴るようになるといいなとか思ってました笑。そのため、1歳すぎた頃から嫁氏が子供の様子に違和感を覚えても、「まだ1歳だからさ」と言った反応になってましたね。しかもこの時はとても仕事で忙しかったのです。
経験談となりますがママがなんかおかしいなシグナルを出した時は、夫婦でしっかり話して何がおかしいか。不安に思っていることは何かを話し、事の重大さをパパにきっちり認知させる事から始まると思います。ココ大事です。ご飯のついでに話すとかじゃなく、話す機会を設けてしっかり話すべきです。真剣度合いが違います。
これは就園や就学の時も大切になってくると思います。「発達っ子の特性を理解した上でどのような子供に育ってほしいかをしっかり考え、地域で受けられる最適な教育を考え抜く」ってめちゃくちゃ大変ですよね。ママ1人では厳しいと思うし、パパも一緒に考える必要があると思います。成長の段階や発達っ子の特性に応じて、支援内容変わってくるので夫婦で常に考えるが大切だと思いました。
夫婦の熱量を保っていく仕掛けは何か
ASD長男を育児していくにあたって我々夫婦は恥ずかしながらどんな子に育ってほしいかと言うことを共通認識として持てていませんでした。私はプロのサッカー選手になってほしい!以上!みたいな感じでしたね笑
以前のエントリにも記載しましたが、ASDだと言うことがわかり、改めて長男には「自己肯定感が高く、違いを受け入れられる優しい子」に育ってほしいという目標を立て、そこから日々のコミュニケーションをどうするのか、生活ルーチンをどうするのか、御作法はどう伝えるか等細かく書き出して可視化とルール化を図ろうと目論んでおります。完成したら別のエントリで紹介しますね。
ルール化して見えるようにしておく事は大切で、ママはここまでやってほしいけどパパはそこまで不要なんじゃ?みたいな感じで、お互いの期待値の齟齬が生まれるのを防げると想定しています。やるべき事や水準が夫婦で揃っているのが大切です。それが決まればあとはやるだけ、やってみて改善しての繰り返しをしていこうと思います。
一つ留意事項があります。夫婦で決めたルールといえど、いつでも守れるとは限りません。お互い疲れている時はあります。基本怒らないコミュニケーションとどうやったら出来るかというスタンスで臨みましょあり。例えばパパがルール破ったなら、「なんでやらないの!?」となってしまいますが、それを言われるとパパのモチベーションは更に下げますよね。そうではなくて「どうしたらできるようになるのか?」と夫婦で建設的な会話をすると精神衛生的にもよいですよ(勿論、意図的にサボってるのが続く場合は起こる時も必要ですが)。
「ルールは厳格に、運用は柔軟に」が発達っ子育児にはとても重要なんじゃ無いかと思いました。
ルライ師匠の取り組みも貼り付けて置きますのでご参考下さい。私はすぐブックマークしました!
ルライ師匠の取り組み
夫婦で同じ熱量でって難しいですよね💦
— ルライ|双子✳︎4歳5ヶ月✳︎男子 (@lulai_lune) 2020年11月29日
私は“ありがとう”めっちゃ言うようにしてたら、夫も言ってくれるようになって、お互い感謝なベースが出来ました
その上で新しく取り入れたい事はソースをLINEで送って、ウチでもこうしたい!と提案→了承を得ます
実行できてない時は頃合いを見て「そういえば、
まとめ
夫婦の発達っ子育児の熱量の違いは、一方の認知不足が大きいのでそこの共通認識を合わせてから、子供たちの成長にあった育児をルール化して行うといいですね。ルールは柔軟に運用しましょう。お互い人間ですからたまには出来ない時もあります。出来ない時こそ夫婦で手を取り合うべきかなと改めて感じました。
2020.12.3
ばんび
【徹底考察】療育園の面接はどのようなものか
こんにちは。ばんびです。
コロナが拡大してるので、長男と男2人旅である今週の京都旅行は一旦断念しました。そして今週の療育園の面接に全集中してきました。療育園の面接ってそもそもどんな感じなのかわからない方も多いですよね。我々が合格してるか全くわからないですが、①面接までの準備と②当日の雰囲気と質問内容について簡単にまとめようと思います。今後、療育園の面接受けますという方は是非ご参考下さい。
①面接までの準備
まず面接を受ける長男の実態を面接官にしっかりと伝えるため、あらかじめ長男はどんな子なのかを言語化しました。日々の生活習慣で場面ごとにどのような行動を取るのか。また、どんな事が得意で何が苦手なのか。遊びは何が好きで何が不得意か。全般的なコミュニケーションはどの水準でできるのか。
生活習慣と遊びと全般的なコミュニケーション、この3つくらいの観点で実態をしっかり把握しましょう。できれば夫婦で話すだけではなく、文字で書くべきです。文字で書いた方が頭が整理されます。
実際に私が長男について書いたエントリは以下ですのでご参考まで。
続いて書いた内容を第三者に話して新たな発見がないか我々夫婦はやってみました。実際に面接の2日前に市の担当者に受給者証の再申請も兼ねて、話したところ長男の課題感やこんなところはできるできないの発見がありました。発達相談はセンシティブなことから市の担当者や現在通ってる児童発達支援センターの職員の方と話すと良いのではないでしょうか。
以上2つの準備をして面接に臨みました。
②当日の雰囲気と質問内容
まず当日の雰囲気ですが、我々夫婦は気合い入れてスーツ着て行ったのですが他の受験者はみんな普段着でした笑。ちょっと気合い入れすぎたかもしれませんがまあ特段問題はないでしょう!玄関で検温して受付済ませると面接部屋に案内されました。基本終始和やかでした(就活の面接みたいに詰められる訳ない)。
面接の形式は、面接官1名(心理士)と我々夫婦で長男の話をして、その間同じ部屋で、おそらく保育士の方1名が長男の遊んでいるところを観察するというものでした。
質問内容ですが、面接を受けるにあたってK式発達検査を受けていたので、その結果報告からでした。結果はTwitterを参考下さい。やはり発語が出ないとDQの改善見込めないなという認識です。長い目線で長男とコミュニケーションをとっていこうと思います。
療育園の面接終了
— ばんびパパ@育休中| 長男3歳ASD/次男0歳? (@BambiPapaRH) 2020年11月28日
✔︎発達検査の結果を宣告される
・運動/姿勢→65
・認知/適応→53
・言語/社会→29
・全領域→51
✔︎結果下がってて先生を二度見
✔︎長男が面接中に部屋を脱走するというハプニング
✔︎回答はうまくできたが倍率は2倍
たのむでぇ🙏
面接は基本我々から話すというよりは面接官の質問に沿って、長男がどのような子かを確認するというものでした。
主な質問は以下です。結構集中して聞いていたので質問ほとんど覚えていました。
- 生活のリズムはどうか?
- どのような遊びを好むか?
- 癇癪をおこすか?
- 初めての場所でどのような行動ができるか?
- 待って等の静止の言葉がわかるか?
- 気持ちの切り替えができるか?
- 洋服を着たり脱いだりできるか?
- トイレを自分でできるか?
- 自傷行為はあるか?
- 観覚過敏はあるか?
- 食事は手掴みではなく食べられるか?
- 生活に支障をきたすレベルで止められないことはあるか?(扉の開け閉めをずっとする等)
- 1つの事に集中して遊ぶか?転々と遊ぶか?
- 命の危機に瀕する行為週何回くらいおこるか?
- 母子分離不安があるか?
- 言語理解はどの程度か?
- 要求はどのように伝えるのか?
- 我々夫婦の親はASDに対する理解があるか?
- 我々夫婦が介護する対象者がいるか?
- 我々夫婦の健康状態はどうか?
等でした。基本的に準備していた内容でしたし、おそらくどこの療育園も同じような質問をするのではないかと思います。このあたりは事前に準備しておいてよかったです。
最後はどのようなお子さんに育てたいですか?と聞かれました。この質問が唯一夫婦の意思を聞かれる質問だったので真面目トーンで回答しました。
自己肯定感を高く持つ子供に育って欲しい事と違いのある他者も理解できる優しい子に育って欲しいと答えました。
まとめ
面接準備には子供がどんな子であるか書き出す事、そして第三者に事前に話してみると良かったです。面接自体は上記を参考に書き出しておいた内容を話せば大丈夫だと思います。どんな子に育てたいかは、夫婦で話してしっかりと伝えると良いと思います。
2020.11.29
ばんび
【徹底考察】ASD長男3歳2ヶ月の実態は
こんにちは。ばんびです。
現在私は育児休暇中で長男3歳と一緒にいることが非常に多いです。一緒にいるとわかることも多いように感じますが、日々の気づきを忘れてしまうことも多いように感じたので長男の実態はどうなっているのかを実際に書き下してみようと思います。その中で何かしらの発見や課題を見つけて改善に繋げていこうと考えています。
ASD長男(3歳2ヶ月)の実態はどのようであるか
前提
我が家の長男は2017年9月に生まれ、体形も標準でしたが夜は全く寝ない子でした。そのため妻はかなり寝不足になっていたことを覚えています。基本的に寝返りやつかまり立ち、歩き始め等は標準の子よりも早く運動は得意でした。加えて手先も器用で、スプーンやフォークも上手に使いこなしていました。一方、コミュニケーション面では1歳過ぎから目線が合わない、発語が少ないということから、発達が遅いと心配になって地域の児童発達支援センターに相談行くようになってました。今では受給者証を取得し月10回療育に通っています。2020年11月10日に担当医師よりASDである旨が告げられました。以下では2020年11月25日時点での長男の特徴を書けるだけ書いてみます。
1日の生活スケジュール
朝は大体6:30-7:00に起床します。寝起きはお腹減っているのか私の起床が遅いと、ものすごく泣き喚いており、「早く朝食の準備をせんかい!」とプレッシャーを与えてきます。私の眼鏡を持ってきて私に装着するところから彼の朝が始まりますね。朝食は依然はお米が好きで納豆ご飯をよく食べていましたが、今はトーストとチーズ2個ともう一つおかずといった感じです。トーストが好きなのか乳化剤を使用していないパスコの5枚切り食パンか近くのパン屋さんで買ってきた食パンを朝食べるのがルーチンです。一回お米出した時キレられました笑(昔はそんなことなかったのにな)
午前中は、次男が生まれるまでは、平日土日とわず1時間程度公園に連れて行っていたのですが、最近は寝不足のため家で過ごすことが多いです。やることは、アンパンマンのブロック遊び、プラレール、パズル等に加えて、大好きなiPadを使ってのゲームとテレビでYoutube動画を見ることで過ごしています。この時なるべく私も長男に声をかけて一緒に遊ぶようにしているのですが、前日の次男0歳の寝かしつけがうまくいっていないことが多く、午前中は長男を放置気味になっています。一応タイマーで30分や1時間と区切っていますが、なし崩し的に「もっとYoutube見せろ」と要求してくるので「ちょっと延長するか」みたいな雰囲気になってしまっているのが現状ですね。ここは私たち夫婦の要改善ポイントだと認識しています。
昼食は、何を出しても基本文句言いません。家で食事することが多いですが、色々発見をしてほしいなと思い、飲食店に行くこともあります(育休中のためできているのですが)。ごはんでもうどんでもラーメンでもお肉でもお魚でも基本なんでも食べますね。野菜単体ではあまり進んで食べませんが、お味噌汁に入っていたりすると難なく食べるのであまり手がかかりません。親のごはんを欲しがるのでカロリーコントロールしながら、自身のトレー分だけ食べるように指導するのが難しいです。第一志望の療育園が給食のため不安です。友達の食事取ってしまいそう。
午後は基本外遊びです。公園かプールもしくはお散歩に行っています。もしくは児童発達支援センターに行っていますね。外遊びもそこまで困ることは少ないです。公園では最近、はだしで遊具と砂遊び、ストライダーに乗って遊んでいます。昔はサッカーボールでずっと遊んでいましたが今はあまりボールを蹴らなくなりました。公園で人が少ないとあまり私も気にしまっせんが、遊具で遊ぶ同年の子供が多い時には、ケガさせたりしてはいけないので一緒に遊具で遊んでいます。ぶっちゃけ疲れますね。プールは非常に楽で市民プールにおじいちゃんおばあちゃんに交じって25mプールを泳いでいます。アームヘルパーを活用すると意外に泳げますね。昔嫌いだったのですが自信がついたのか自ら水の中に顔面ダイブしていきます。1年前は私から絶対離れなかったのですが成長しましたね。お散歩が一番大変で1時間程度で帰ってきたいなーと思っても大体2.5時間くらいかかります。近くの公園を通り過ぎ、家電量販店2か所寄って帰ってくるのがルーチンなのですが、交通量の多い道路を通る必要があり、その場合はずっと肩車をする羽目に。これが私の肩こりの原因なのですが、往路は歩いてくれますが復路は歩かせると危険のため、なるべく私が抱えて歩くようにしています。すごい大変で辞めたいです笑。毎回くたくたになって帰ってきますね。
夕食も昼食同様に特段問題ありません。動いて帰ってくるのでよく食べます。17:30-18:00くらいに食事をして妻と次男がお風呂あがったら、長男と私でお風呂に入ります。お風呂に入る間に必ずトイレトレーニングさせるのですが、なかなかトイレでおしっこせずお風呂に入った瞬間おしっこするのでそこは改善していきたいですね。どうやって改善していいかは悩みどころです。お風呂は好きみたいなのであまり手ががりません。自ら服を脱いでお風呂に入っていき、髪も身体も黙って洗わせてくれます。むしろタオルにボディーソープを出してくれて手伝ってくれますね。若干お風呂から上がりたがらない傾向ありますが1分くらい「もうあがろうか」と声かけると素直に出てきまます。そのあとボディクリームを塗ってパジャマに着替えて、麦茶飲んで、歯磨くという感じです。そのあとは絵本を大体10冊程度セレクトして読み聞かせをして、寝室の電気を消すと10分以内にはねるかなという感じです。20時30分には寝ているので結構優秀だと思いました。
現時点の課題はなにか
以下が課題かなと感じています。生活習慣を書き下してみると意外にそこまで手がかかっている感じではありませんでした。生活ルーチンはしっかりしてきています。一方コミュニケーションを中心にまだまだ課題がありそうです。特に以下ですね。
- 言語理解力がまだ乏しい
- 突然私の顔をひっかいてくる
- 目的地が自身の予想と違うとかなり怒る
- 散歩中は基本自分で歩くが突然いつも歩いている道でも抱っこ以外受け付けなくなる
- 髪の毛はいっさい切らしてくれない(床屋でも家でも)
- 口の中にいろいろ入れる
- 起床時に泣きわめく
ぱっと思いつくことでこのくらいかなと思っています。いずれにせよ言語コミュニケーションが進まないと改善されないように思うので気長にやっていこうと思います。
まとめ
我々夫婦と普通に生活する分には、現時点で長男にそこまで問題行動は少ないのではと思っちゃいました笑。一方、ある程度状況を理解できる場合においてのコミュニケーションでは問題なさそうですが、そうではない場合は結構手がかかるように感じています。毎日同じことの繰り返しでは飽きてしまうと思うので、何かしら新しい事も並行して実践させてみて日々の発見をしていきたいと思います。書き下すのおススメですので皆さんもやってみて下さいね。
2020.11.25
ばんび
【徹底考察】我が子のことを言語化できるか
こんにちは。ばんびです。
Go toの施策が見直しされていますよね。皆さんもコロナにはお気をつけて。
さて、前回LITALICOジュニアのペアトレに参加しましたが、気づいたことがありました。それは「意外に我が子を言語化できない」ということです。いつも一緒にいる親でも実は意外に子供のことを見きれてはいないのかもしれません。
なぜ我が子のことを書けないのか
割と単純な話なのですが、そもそも日本人は書くってことを体系的に学んでないように思います。作文とかは作成しますが、論文を本気で書いたりするのって一般の人はやらないですよね。少なくとも書くトレーニングをしっかり受けたのって私は社会人になってからですね。社会人と言ってもPCで書き物する人ばかりではないので、全般的には文章をそもそも書けない人が多いというのが私の印象です。
そもそも論は一旦置いておくとして、我が子のことを書けない場合には大きく2つあるように感じました。1つ目は観察やコミュニケーションの不足、2つ目は言語化の難しさです。
観察やコミュニケーションが不足している場合ですが、これはお子様のことを書く材料が少ないので書けないことになります。これは書く以前の問題ですので、お子様と時間を共にしたり、課題やできるようになったことを日々書き留めておきましょう。単純に書き留めておかないことで忘れてしまうことも大いにあると思います。
続いて言語化ですが、こちらが難しいと思います。お子様の行動や結果から「そこから何が言えるか」を導き出す必要があるため頭を使います。例えば、我が家の長男は「電車やプラレールが好き」という事実があるわけですが、その事実から「実はスピード感のあるものが好きなのではないか?」物体が規則性を持って動くのが好きなのではないか?」と本質的に我が子の特性に迫ることができるからです。
言語化するメリットは何か
メリットは備忘録的な機能と本質に迫ることの2点だと考えています。
備忘録的な機能に関しては言うまでもないですね。お子様の課題や行動、出来たことを事実ベースで書いていく。ブログでもTwitterでも結構だと思いますが、記録しておけば後で振り返ることができますので便利です。
一方、本質に迫ることについては、すでに前項で触れていますが、事実から何を言えるのかを言語化するため、お子様の特性を見つけるのに一役買うと思います。例えば「お子様がトイレトレーニングを今日もしなかった」は単なる事実ですが、なぜしなかったのかを考えてみるとトイトレのトレーニング方法の工夫ができたりしますね。単純にトイレが寒かったらいやだったのか。それなら暖房をつけるという対処法がありますし、好きなアニメの時間と被っていったのならトイトレの時間帯を変更するとよいですね。目で見た事実だけを書くだけではなく、本質的な部分を書いてみることが結構難しいのです。こうしたことって頭でぱっと思いつくこともあると思うのですけど、書いてみた方がいいです。しっかり言語化して紙に書きましょう(勿論PCでもOK)
言語化は正直難しいです。私は経営コンサルタントをしていますので、資料作ることが多いですから、最近は割と得意になってきましたが時間をかける必要があります。逆に言うと何度もブログやTwitterで書いてみるといいと思います。書いていくうちに慣れていくので。
Bambi Tips
私の場合、発達障害の長男を言語化して表すときにはフレームワークを活用します。「生活ルーチン(衣食住)+遊び」の観点をよく使うのですが、以下の添付イメージのような感じで書きだしています。まずはその日一日のルーチンをベースに書き出してみると書きやすいです。勿論これだけではお子様を言語化するには程遠いのですがまずは書きだすことからやってみてはどうでしょうか。
まとめ
お子様のことを言語化するって難しいですけど、言語化した方が、お子様の特性を知ってよりコミュニケーションが深まると感じます。毎日少しずつでよいと思いますのでお子様のことを言語化し書き綴ってみましょう
2020.11.24
ばんび
ご参考
文章を書く際に私が参考にしている本を添付しておきますのでご参考ください。
【徹底考察】パパはそんなにも育児参加していないのか
こんにちは。ばんびです。
ASD3歳長男と0歳児をいっぺんに育てるのきつすぎます。長男は動ける1歳児(頭は)で次男は夜全く寝ません。夫婦ともども試されています泣
本日LITALICOジュニアのペアトレ2回目に参加してきたのですが、ママさん参加者からは「うちの旦那は本当に何もやらない」という感じで若干怒っていらしたので、世の中のパパってそんなに育児に無関心なのだろうかと少し考察してみました。単純にパパの生態系を明らかにしても意味ないので、パパの育児タイプを理解した上でママはパパにどのように働きがけするとよいかも、後段にて自称育児フルコミットパパ目線で書いてみました。
育児パパは大きく4類型である
そもそもパパも色んなタイプがいるだろうと思うので、ざっくり4類型で表してみました。以下の添付マトリクスが分類です。縦軸が「育児やる気」で、横軸が「育児実践」ですね。
Aタイプ:育児フルコミットパパ(育児やる気あって、実践できてる)
Bタイプ:育児部分的関与パパ(育児やる気あるが、限定的には実践できている)
Cタイプ:育児受け身パパ(育児やる気ないが、実践できている)
Dタイプ:育児要改善指摘事項パパ(育児やる気もないし、実践もしない)
という感じです。私なりに適当に分類してみました。それぞれご家庭によってタイプの違うパパがいると思うので、そのパパの育児タイプに応じて行動変容を促す必要があると考えています。
パパの育児タイプ別にママは行動変容はどのように行うのか
AタイプとBタイプはパパが育児に積極的ですので小さな改善でいいかな思います。どちらかというとCタイプとDタイプに関しては、ママからパパの行動変容を促す対象になりそうですよね。ベースとして育児にやる気ないので(笑)。感覚的にはA(5%),B(15%),C(70%),D(10%)くらいではないかなと感じています。アンケートとってみたいです...。
Aタイプ:育児フルコミットパパ
育児フルコミットパパに関しては、育児に対してママが口出す必要はあまりないかもしれません。むしろ良き育児のディスカッションパートナーとして日常からお話できるとよいのではないでしょうか。
一方、パパがやる気マックス過ぎて、ママに対し「今日は息子君に対して〇〇と〇〇しっかりやってね」みたいな感じで管理が細かくなってしまう方もいるようです。ママだって毎日フルコミットできるほどタフではないと思うし、行き過ぎるとモラハラになってしまうと思います。パパとママで持続可能な育児目標を立てて、お互い改善していけるように努めるとよいでしょうね。というか育児にフルコミットしすぎて仕事はどうなの?みたいな話も伺ったことあるのでバランスよくしましょう。子供の将来はお金がかかるので仕事も頑張る時は頑張るのです(笑)
Bタイプ:育児部分的関与パパ
育児のやる気はあるものの、何かしらの制約があり部分的にしか関与できないパパがBタイプですね。仕事が忙しく時間的に制約がある。健康面で問題あり制約がある等。
制約の種類は色々あると思うので、制約を考慮した上で、出来ること、出来る時間で育児に参加してもらうように夫婦間でルール決めするとよいですね。
また、もし家事育児で外注できるものがあればお金で解決することも1つの手段だと思います。もし夫婦共働きで、家事育児に手が回ってない場合は検討余地ありかと思います。
Cタイプ:育児受け身パパ
ママに言われてしぶしぶ育児をやるタイプですね。LITALICOジュニアでお話し伺った時もこのタイプのパパが一番多かったように思います。土日1-2時間は子供とギリギリ遊ぶかなあという感じですよね。基本的にママが子供に関することを言う際に「それでいんじゃない?」と全然考えてないやろタイプのパパたちです。しかしながら、ママがきつく言ったら実践はするので、どうにかやる気を導き出すほかないでしょうね。
パパができたことを小さくてもいいから褒めたり、認めたりする。第三者にパパの良かった行動を伝え、それとなくパパにも伝わるようにする。子供が「パパと一緒で楽しかった」という感想をママから伝える等。パパとしてアイデンティティを感じ取れる機会を増やす必要があるのではないかと感じます。
Dタイプ:育児要改善指摘事項パパ
このメタボの診断結果のようなタイプが一番厄介ですね。このDタイプにも2パターンあると思っていて、仕事一筋で家事育児はママに完全に任せる昭和スタイルですね。ママが専業主婦である意味、完全分業制でやるというのも一つの解だと思うのでいいと思いますが、時代は令和ですし、先進国のパパはもう少し家事育児してますよ。データによると日本のパパて家事育児に41分程度しか関与しないみたいなのでこれは改善する必要ありですね。
また仕事も育児もからっきしパターンの方もあると思いますが、この方はとにかく育児で成功体験を掴んで自信を持っといいのではないかと思います。パパ自身の仕事のことでも良いし趣味でもいいと思います。詳しい事を子供と話をしてコミュニケーション取るところからでしょうか。
このタイプはママが怒って「育児やってよ」と言っても重い腰が動かないタイプですのでCタイプと同様にスモールステップでパパが子供に対してできたことを褒めたり認めたりする必要があるかなと思っています。
まとめ
行動変容を促すといっても人の意識はすぐには変わらないので継続してママが言い続ける。パパの良い行動も子供の行動同様に褒め続けるというのが大切ですね。ママの苦労は計りきれませんが、将来的にパパが育児に関与してママがラクになることを考えるとパパの行動変容を少しずつ変えていく努力が必要かなと感じています(言われなくてもやれよっていうのが本音でしょうけど)。
また、行動変容もCやDタイプから一足飛びAタイプになることはないでしょうし、キャリアステージ等も踏まえながら、まずはBタイプを目指すことが現実的かなと思っています。共働き夫婦も多いと思いますし、家事育児のサービスも増えてますから、育児時間が限定的であったとしても、毎日夫婦で限られた時間の中で子供とコミュニケーションできるようにするのが令和で子育てする理想の姿かと感じました。
育児パパに関してはどうあるべきかは定期的に考察を深めたいと思います。私自身も息子たちに誇れるパパになりたいですね。
あ。今日はいい夫婦の日だ(たまたまです)。
2020.11.22
ばんび